シルクロード・天山南路<事務所代表 森のfacebookより転載>
※事務所代表 森のfacebookより転載
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今日、安部が古代中国取材のため西域へ旅立った。
昨年の取材は、西安(長安)から敦煌へいたる「河西廻廊」だった。当時の敦煌は古代中国の西の外れである。
今回は敦煌の西、「天山南路」をたどる取材である。
現在のウイグル自治区、ハミ・トルファン・ウルムチから、カシュガルを経てカラシュガルそしてパキスタン国境近くパミール高原を見上げる旅程だ。
昨年から、月刊「潮」で「仏の道紀行・前編」を連載し、今回の取材で後編に続く。そして、月刊「小説新潮」で則天武后の時代、遣唐使として唐を訪れた粟田真人の物語「迷宮の月」を連載している。その先来年からは、遣唐使「阿倍仲麻呂」の物語を執筆する予定である。
現在、安部は新聞を含め5本の連載が続いている。この取材期間の原稿を先行するために年明けから一日の休日もなく、ゴールデンウイークが明けて昨日遅くまで執筆していた。
今朝、羽田から飛び立ち北京経由でウルムチ到着が午後9時頃になる。
飛行機で寝て行くとは言っていたが、安部のことだ機上でさっそくノートを広げているような気がしてならない。
安部龍太郎の古代日本・中国へ新たな挑戦が始まっている。
ご期待いただければと思う。
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<スタッフ後記>
中国に旅立った安部。そのバイタリティにはただただ脱帽です。
素晴らしい取材ができることを願っています。