※事務所代表 森のfacebookより転載

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西山本願寺「信長公紅葉祭り」の後、金属彫刻家・御宿至氏のアトリエを向かった。
一昨年前から御宿氏が制作開始した「安部龍太郎・頭像」が完成したとの連絡を受けての訪問である。

安部が何度もモデルで立ち尽くし。漸く完成である。
今回は私にぜひ来てほしいとの要望もあり同行した。
彫刻家から言われたのは、本人よりもモデルの顔を見ている私に見て欲しいそうだ。
本人が鏡を見る回数より、私の方が見ている時間も回数も多い。

確かに半世紀近くお互いの顔を見ているのだから仕方がない。
ともあれ、ブロンズの頭像を見ていると安部の口元が確かに笑っている。
この少しはにかむような笑みが特徴なのだ。
御宿氏は、良かった！そう言って破顔された。

この後最終の仕上げを終えて、作品撮影し完成となる。
来年には、完成披露パーティーをやろうと企画している。
山頂に雪を纏った富士山がすぐそこにあるアトリエは、今から厳寒を迎えるのだろう。
だが、雑然とした御宿氏のアトリエを懐かしく感じるのは何故なのだろうか。

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＜スタッフ後記＞

瓜二つ。本当にこの表現がぴったりな頭像です。

森が太鼓判を押すのですから、直接見たときにはさらに似ていると感じるのでしょう。

一度その目で見てみたいです。