※事務所代表 森のfacebookより転載

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昨夜、久しぶりに川井郁子さんのコンサートへ伺った。
「川井郁子の音がたり～源氏物語」inセルリアンタワー能楽堂」
今年3月ワシントンD.C.で行われた全米桜祭りのオープニング公演の舞台である。
今回、ご縁があり画家の山内若菜さんをお誘いした。画家が川井さんの舞台を参観する事の化学反応が楽しみであった。
このセルリアンタワーは、数年前北陸放送による新春対談での収録で訪れている。
能楽堂脇の部屋での収録であったが、背後の障子を開け放つと能楽堂の舞台が見渡せる設えであったように覚えている。

コンサートは晴れやかなドレスを纏った川井さんオリジナルの「アルバ」から始まり、私の好きな曲「赤い月」で前半が終わる。
後半は、十二単を模した鮮やかな衣を纏い、光源氏への恋に彷徨う女を語り、ヴァイオリンは激しくも悲しい音を滴らせる。
舞台に座り恋を語る女が、怒りに我を忘れ立ち上がる姿の見事さに私の心がくぎ付けになる。
能楽堂のすぐそこに見上げる舞台から、物語の音色が流れ時を忘れた。

講演終了後、39階のサロンで川井郁子後援会のパーティーに参加した。
山内さんが舞台の参観中に描いたデッサンを川井さんや会員の皆様にプレゼントされ、歓談も盛り上がっておられたようだった。
昨日から山内さんの展示会が始まっている。横浜の港の見える公園側の岩崎ミュージアムで開催されていそうだ。
私も明日参観させていただく事にしている。

岩崎ミュージアム

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＜スタッフ後記＞

源氏物語、音楽、そして絵画。色々な感性が集まると、また新しいものが見えてくるのでしょうか。