つむぎプロジェクト Vol.1
2018年1月吉日 安部龍太郎事務所 代表 森 敏彦
先頃の京都・等伯ツアーの際、Facebookでお見かけした祈織(inori)渡邊紗彌加さんの展示会へ折よく訪れることがかなった。
糸から草木や陶土で染めつむぎ、自ら機(はた)を織る、そんな方がおられると話すと安部が興味を持ち、浅学の身を知りながら多々聞いてくるので-祈織-のWebサイトで知りえた僅かな知識で答えたのだが・・
一心に精進されている紗彌加さんのWeb動画を見ながら安部が、
「着物を頼んでみようか」と呟いた。
「つむぎプロジェクト」独断にて命名する事にした。
プロジェクトの進行過程をオフィシャルサイト記事として発信します。
お楽しみいただければ幸いです。
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「つむぎプロジェクト」 Vol.1
【安部龍太郎の和服制作・染め機を織る】
この度、不思議な御縁で
直木賞受賞「等伯」著者、安部龍太郎さまからお着物を御注文頂きました。
有り難く、また更に責任のあるお仕事。
イベントやTV出演も多い方なので
安部さま、そして人様に恥ずかしくないよう、しっかりと努めなければと思います。
内容としましては、一転二転致しましたが
今回は以前制作したことのある細かい絣と縞のお着物を。
主に写真右から、矢車附子(やしゃぶし)、南天、五倍子で染色致します。
冬の染色は、色が冴えて清々しいもの。
美しく染め、人を纏うものを作る・・・
心を定めて、精進致します。
なお、今回は安部龍太郎事務所さまのプロジェクトの一環として
このように公表させて頂く運びとなりました。
【Facebook 祈織-inori- @SAYAKAWATANABE.INORI 】