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京都散策1 松尾大社

Date:2018/01/18

※事務所代表 森のfacebookより転載

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1月6日 京都散策(1)

昨日、圓光寺裏山の徳川家康公を祀った東照宮を参拝し、その先の見晴台から今しがた晴れ上がり霧雨が輝く京都を見下ろした。遥か向こう、夕暮れ近くの西山連峰にはかすかに靄がかかっていた。明日は、いまだ訪れたことがない対岸の松尾山・松尾大社に初詣に向かう事にした。

朝、寝坊して布団から抜だすと、既に安部が近日上梓する作品のゲラ修正を始めていた。何時ものことながら奴には頭が上がらぬ。起き抜けの珈琲を机の脇に置き、早めに出かける事を告げた。

朝食は近所の定食屋で済ます。上梓予定の作品の感触を俎上にし、時代背景を箸でつまみながらの食事はすぐに尽きる。学生時代からの二人の習が今も続く。

机に向かう安部に声をかけ、近くのバス停に向かう。待ち人の少ない時間帯なのか、乗客もほとんどいない。

ほどなく松尾大社まで下車し大社へ向かうが、いくばくかの詣で客はあるが正月六日となればそう多くはない。

松尾大社は、京都最古の神社の一つであり「洛西の総氏神」として尊崇されているそうだ。松尾山の磐座で祭祀が行われているという。又、桜が終わりを告げる頃、山吹が咲誇る名所でもあるそうだ。散り桜に合わせて矢吹の頃、再訪したいと思った。

社殿でお参りし、おみくじを求める人波から外れた境内には薪が火を残していた。大きな薪の白い残り火が、騒がしかった正月の残り香のように感じていた。

昼食にはまだ早く、華厳寺・鈴虫寺へ向かった。

松尾大社 

圓光寺  

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【スタッフ後記】

仕事が生活の中に完全に紐づいているのでしょう。

安部の仕事への取り組み方は、見習わなければいけないと思います。

でも、無理だけはしないでほしいとも思ってしまいます。