※事務所代表　森のfacebookより転載

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12月30日　もう2年前になるが、2016年正月番組で安部の作品「信長燃ゆ」がテレビドラマ化された。

その折、初めて正親町天皇に扮しテレビ出演を果たす事となった。カツラを被り束帯を纏い、撮影に挑んだ。ただ、幸いなことに！御簾越しでの演技は大変好評？ではあった。

その後の撮影で信長役東山紀之さんの舞が見事で、惚れ惚れと見とれてしまった。

聖護院での撮影では近衛先久役の寺尾聡さんと上臈の局役の萬田久子さんがご一緒となり、何やら怪しげな会話の撮影だった。

ともかくも、正親町天皇が纏われていた束帯に、慣れもあるだろうがこれでは一人で立ちあがれないと、作家の顔がのぞいていた。

今でも思い出すのだが、太秦の撮影所でカツラを被り、まだ衣装は着ておらずスポーツジャージのまま向かった。タクシー運転手の方は慣れておられるのか気にもされていなかったが、撮影現場の聖護院まで赤信号で止まるたび、カツラの髷が飛び出した奇妙なジャージ男に周囲は唖然としている。隣の車窓から大笑いの声が聞こえてきそうだった。

三人の大笑いの原因はこの道程の話ではなかったかと安部に聞いてみたが、確たる返事はいまだに来ていない。

テレビ東京　「信長燃ゆ」

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【スタッフ後記】

安部の服装の馴染みっぷりがすごいです。笑

スタッフの方が懸命に着付けをしてくださっている様子から、昔の人々の大変さが伝わってきます。

東山紀之さんの信長もとても素敵です。