清水寺
※事務所代表 森のfacebookより転載
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8月1日 京都、清水寺の朝は早い。
安部は一年ほど前、ご縁があり毎年行われる「うら盆法話」での講演を依頼されていた。
うら盆法話とは、大正4年(1915)に中興の祖・大西良慶和上が、お盆の法施として「うら盆経」の講話をされたことが始まりだと聞く。
期間中(8月1日より5日間)は早朝6時より大講堂の円通殿で開催され、どなたでもご参加、聞法(もんぽう)できるそうだ。
早朝5時、清水寺へ向かう。盛夏の候とはいえ、まだ早暁の空が明けきれずひんやりとしている。
清水寺での演題は「信長をかたる」と題し、新しい戦国史観と信長についてお話した。
やはり歴史の町、京都である。会場の講堂は聴講者で溢れていた。
安部が語る新しい戦国史観、世界の大航海時代の波が否応なく日本の戦国の扉を開け放ち、中世から近代へ向かう熱い噴流となって流れ込んできた変革の時代を語った。
江戸期の鎖国史観に隠された、戦国時代の武将や人々の真実の姿の一端に触れていただけたかと思う。
安部は全国地方各紙で「家康・不惑篇」を連載している。ご購読いただければ幸いである。
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【スタッフ後記】
朝の清水寺の凛とした空気感が、写真の青色から伝わってきます。
暑い日が続くこの盛夏の候に、暑さを忘れて聞法する。
そのように始まった1日の清々しさは格別のものとなるのでしょう。