迷宮の月
告知です!!
『迷宮の月』新潮社を上梓しました。
日本という国の原型が形作られた奈良時代、大陸の影響を無視して語る事はできない。
第一作『姫神』文藝春秋社、第二作『平城京』角川書店
そして、第三作目となる『迷宮の月』を上梓した。
遣唐使の代表として波濤を越え運河を遡った粟田真人。その眼に映る唐は、則天武后のもとで大きく様変りしていた。
解決せずには帰国も覚束ない懸案があった。誰にも漏らすことの出来ぬ秘密交渉の糸口はどこにあるのか。
混沌とした迷宮に迷い込んだ真人の奇策とは!
日本という国の命運を担った遣唐使・粟田真人の物語。
ご一読いただければと思います。