太田豊氏雅楽リサイタル<事務所代表 森のfacebookより転載>
※事務所代表 森のfacebookより転載
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先日、日暮里のサニーホールで太田豊氏「雅楽リサイタルVol.1」が開催された。太田氏とのご縁は、林恒宏氏と組んだ「語り音」による「等伯」を朗読いただいて以来である。
雅楽などという世界には全く無縁である。
なんとも興味津々ではあるが、少し不安でもあった。
公演が始まり、さっそく異郷の世界へ飛び込んだ。
その横笛は「龍笛」と聞いた。
演目は、壱越調『春鶯囀遊声』(こいっちょう しゅんのうでんゆうせい)
鶯がさえずり遊ぶ声・・だと解説にはあった。
二人の笛が重なるように響きあう音色には、鶯などといなま易しい囀りなどではない。
それこそ、二匹の龍が咆哮し空を舞っているようにも感じさせる。
心が波立ち掌に汗をかく演奏であった。
講演後、太田氏の恩師安齋省吾先生や林恒宏氏、舞台後高揚した太田氏と記念写真を撮らせていただいた。
全く見事というしかない雅楽公演であった。
余談だが、意外に太田氏が男前だったことに気が付いた。
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<スタッフ後記>
今回、私も公演にお邪魔させていただいたのですが、
普段送っている生活の中では感じられない迫力があり、
貴重な経験をさせていただきました。