新連載『十三の海鳴り』 <事務所代表 森のfacebookより転載>
※事務所代表 森のfacebookより転載
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3月29日
新連載の告知です。
小説すばる4月号「十三(とさ)の海鳴り」連載開始
鎌倉時代末期、幕府崩壊の引き金になったという「安藤氏の乱」を背景として、
奥州から北海道さらには遥か北方まで広がる北の大地の物語。
「道誉と正成」「義貞の旗」に続く安部版太平記、三作目の始動である。
鎌倉末期の揺れ動く時代に大きな影響を与えた大乱は、
北の大地のみならず京の都まで揺り動かしていく。
さらに、連載開始記念として東北中世史の第一人者、斎藤利男先生と安部が特別対談した。
対談は流通や交通の要衝、アイヌとの関わりなど北方世界の中世史のロマンを追った。
安部龍太郎がこの時代と人々をどの様に描くのか、楽しみいただければと思う。
桜満開の国立新美術館で「ビュールレ・コレクション展」を参観し、新宿の本屋で調達した「小説すばる」を会場脇のカフェで手にしている。
爽やかなテラスの木陰では、会場の喧騒は届かない。
思いは遥か北の大地へ飛んだ。
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【スタッフ後記】
新連載のご案内です。
個人的には、出身が北海道ということもありとても興味深い連載となっております。
ぜひご覧いただければと思います。