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メールマガジン

安部龍太郎オフィシャルサイト メールマガジン 第5回

Date:2017/10/24

こんにちは!安部龍太郎オフィシャルサイト運営スタッフです。 
第5回目の配信となりました安部龍太郎オフィシャルサイト メールマガジン。 
東京では台風も過ぎ去り、気持ちのいい秋晴れが広がっています。 
今号もよろしくお願いいたします!

■□ 目次 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■ 
[1] 近況報告 
[2] 参加予定イベントのお知らせ 
[3] オフィシャルサイト内掲載記事の紹介 
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│1│ 近況報告 
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安部龍太郎先生から読者の皆様へ 
メッセージをお届けします。

「秀山祭大歌舞伎」 
 先日、秀山祭九月大歌舞伎に行ってきました。秀山祭は初代中村吉右衛門(俳名 秀山)の功績をたたえ、その技を継承するために毎年秋に行われているものです。 
 当代の吉右衛門さんとは某新聞の対談でお目にかかり、謙虚で誠実なお人柄に魅了され、いくつもの舞台を拝見するようになりました。中でも秀山祭は、毎年この時期の楽しみになっています。

 昼の部の出し物は『彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)』と『道行(みちゆき)旅路(たびじ)の嫁入(よめいり)』、そして吉右衛門さんが幡随院(ばんずいいん)長兵衛(ちょうべえ)をつとめた『極付(きわみつき)幡随長兵衛』でした。 
江戸の初め、長兵衛がひきいる町奴と、水野十郎左衛門がひきいる旗本奴は、意地と度胸と男ぶりをかけて激しく争っていました。そうして芝居小屋での手下同士の喧嘩が引き金になって、十郎左衛門は長兵衛を屋敷に招き、隙をついて殺してしまいます。 
 殺されることがわかっていても、招きに応じなければ男がすたる。長兵衛は引き止める妻や子分たちにそう言い、幼い一人息子との別れに涙しながら、十郎左衛門の屋敷に向かう。その心の内を、吉右衛門さんは見事に演じておられました。

 長兵衛も十郎左衛門も実在の人物で、事件は慶安三年(一六五〇)四月に起こったと伝えられています。十郎左衛門の父は備後福山藩主の水野成貞。祖父は戦国時代に縦横無尽の活躍をし、鬼日向との異名をとった水野日向守勝成です。 
 勝成の伯父信元は知多半島の緒川城の城主で、徳川家康の母於大の方の実兄にあたります。桶狭間の戦いの時に信長の手引きをし、勝利の立役者になったほどの人物です。 
 そのことについては拙作『家康 自立篇』(幻冬舎刊)に詳しく書きましたが、それから十六年後の天正三年十二月、信元は武田方に内通したという濡れ衣を着せられて切腹させられます。 
 信長は伊勢湾海運の要地である知多半島を信元から取り上げたかったのでしょうが、桶狭間の戦いの秘密を握っている信元の存在がうっとうしくなったのかもしれません。 
 そのあたりのいきさつについて『家康 不惑篇』で描いている最中なので、水野十郎左衛門が準主役となっている舞台がいっそう興味深く感じられたのでした。

 歌舞伎の良さは、江戸時代から変わらぬ芸と趣向を受け継いでいることです。舞台を見ていると日々の喧騒から離れ、江戸の芝居小屋に座っているような錯覚におちいることがあります。 
 今年も吉右衛門さんの奥さまが、入口の脇で迎えてくださいました。こうした礼儀や作法を受け継いでいることも歌舞伎の良さであり、日本文化を継承する上ではたす重要な役割だと思います。 
                                                                                     安部龍太郎

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│2│ 参加予定イベントのお知らせ 
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安部龍太郎先生が今後、参加予定のイベント情報をお届けします。

『絵師 長谷川等伯を訪ねる』 
http://www.nikkeicl.co.jp/pickup/touhaku.php

11月9日から11月10日までの一泊二日。安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した能登国出身の絵師、長谷川等伯。近世水墨画の最高傑作、国宝「松林図屏風」(しょうりんずびょうぶ・東京国立博物館)を生み出した巨匠のルーツに迫ります。 
安部は京都にて、小説「等伯」と国宝 松林図屏風について語ります‼

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│3│ オフィシャルサイト内掲載記事の紹介 
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安部龍太郎オフィシャルサイト内に掲載された記事を 
ご紹介します。

『宗麟の海』 
Date:2017/09/24 

※事務所代表 森のfacebookより転載

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来週、9月26日 「宗麟の海」を上梓する。

戦国時代の先駆けとなった大友宗麟の物語。

大分合同新聞へ2016年5月から約一年連載した作品である。

鎖国政策を進めた徳川幕府によってキリシタン大名として謂れなき悪評が伝えられる大友宗麟。

フランシスコ・ザビエルにより伝えられたクリスチャンの教えは宗麟に西欧の風をもたらせる。

大航海時代があけ放った戦国時代の瞬きに生きた大友宗麟の真実の姿をご堪能いただきたい。

ご一読いただければと思う。

写真はポルトガル取材時のスナップ。安部からこの取材は大変に参考となったと聞いている。 
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記事はこちらから!→https://aberyutarou.com/contents/120425

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